パリのど真ん中でセカイカメラと元祖AR(拡張現実)アプリのMetro Paris Subwayを比べてみた。
日本ではAR(拡張現実)アプリのセカイカメラ(iTunes)が話題になっていますが、それ以前にOS3.1がリリースされたとほぼ同時に「iPhone初のARアプリ」と噂されている「Metro Paris Subway 3.0(iTunes)」がリリースされていました。
簡単にその二つの違いを比較すると、
- セカイカメラはユーザーが投稿したエアタグを共有するCGM型であるのに対し、Metro Paris Subwayは既にダウンロードしてあるデータを閲覧するディレクトリ型。
- セカイカメラはネットワーク接続が前提のネットワークアプリであるのに対し、Metro Paris Subwayはローカルデータをロケーションデータと連動させるローカルアプリ。
- セカイカメラが使用ごとにネットワーク接続が発生するのでタイムラグがあるのに対し、Metro Paris Subwayはローカルデータなのでほぼリアルタイム。
- セカイカメラは世界どこででも使えるのに対し、Metro Paris Subwayは当然のことながらパリでしか使えない。
- セカイカメラはパケット代がかかるが、Metro Paris Subwayはかからない。
- セカイカメラはtwitterにつぶやけるが、Metro Paris Subwayは全く関係ない。
となります。
セカイカメラは全世界で多数のユーザー参加がサービスを盛り上げますが、Metro Paris Subwayは完全に孤立した状態で、限られた地域で使うニッチなアプリです。
早速ですがパリのオペラハウス前でセカイカメラを立ち上げてみました。
画面上部を見て頂いてもおわかりの通り、セカイカメラが普及している日本とは違い、エアタグはゼロでした。
寂しいのでついーたーで「オペラ座」のエアタグを貼っておきました。パリを訪ねるご予定の方はぜひお確かめ下さい(笑)。
ちなみに、丈夫白枠内のぽつーんと寂しい白い点は、今回貼り付けた唯一のエアタグがオペラハウス上に存在している証拠です。
次に、同じ場所でMetro Paris Subwayを立ち上げてみました。
ちなみに、ついーたーはあらかじめスターバックスやその他のスポットに関するロケーションデータのPOI(Point Of Intrests)アドオンを購入しておいたのでデータが大量にあります。
するとやはりどの角度を向けてもロケーションデータが大量に表示されて便利でした。便利なのはパケットを使わずにWiFiゾーンが探せることです。
セカイカメラのデータがないので、続けてMetro Paris Subwayで遊んでみます。iPhoneを下に向けて水平にすると、
近くのスポットが一覧で表示されます。その中から一つをタップして選択すると、
目的地までの距離と方向をナビしてくれます。結構便利です。
最後の最後にはGoogle Mapが一番便利という罠はありますが、実はここに一つ大きな落とし穴があります。現地人には全く関係のない問題です。
それがローミングによるパケット代です。
1キロバイトあたり2円。
そう聞くと少なく思えますが、1メガで2000円です。10メガで2万円。50メガで10万円。
ついーたーでもバリバリ迷うたびにGoogle Mapを使っていたのですが、遂に6日でパケット代が12万円を超えたということもありまして、iPhoneのローミングスイッチを切り、ローカルアプリであるMetro Paris Subwayともう一つのローカル型地図アプリ「Paris Offline Street Map」を活用することにしました。
海外からの渡航者にとっては以下のような使い方が最強の節約パターンになります。
- まず、Paris Offline Street Mapで自分の位置を確認し、目的地への道のりを考える。
- 道に迷ったらMetro Paris Subwayを使って近くのWiFiスポットを探す。
- WiFiスポットでGoogle Mapを使い方向と道順を確認する。
面倒ですがこの方法でパケット通信なしに目的地にたどり着けます。
それが面倒でGoogle Mapを使いまくるとついーたーの用にパケット代が日本の半額で買えるエルメスの鞄の様な金額に跳ね上がりますのでご注意下さいね。
今回よくわかったのは、まだ日本に存在していないローカル型ニッチARアプリと、CGM型のARアプリの大きな違いです。
- ローカル型ARアプリは使える範囲が限られ、更には他のユーザーとの情報共有はできないものの、動作が軽快で情報量が多いことからその地域においては強い武器になる。
- CGM型ARアプリは世界中どこでも使えて、他のユーザーと情報共有が可能であるが、動作がやや重く、利用者が少ないところでは点で役に立たない。
そこで考えたのですが、実は両方あれば本当は最強の武器になりますよね・・・。他の方のレビューやPOIは有益ですが、やはりローカルデータの軽さと速度は捨てがたい物があります。
セカイカメラさん、世界各地のデータ企業と提携して、日本や世界の主要POIデータをアドオンで是非販売して下さい。かなり売れると思います!
最後に、皆様、海外へご出張の際にはiPhoneのローミングをオフにすることをお忘れなく!必要な際にいつでもONにして解禁できますよ!
a WordPress rating system
data-text=”パリのど真ん中でセカイカメラと元祖AR(拡張現実)アプリのMetro Paris Subwayを比べてみた。 (ついーたーTweeter.jp)”
Retweetする
関連性の高い記事:
コメント / トラックバック1件
コメントをどうぞ


地球の歩き方、AR機能搭載のパリ版をiPhoneアプリとして販売開始
これは去年のパリの一部
https://tweeter.jp/2009/10/07/twitter-1812.html
今年の動画が少し見つからなかったのは残念!
#AR