Twitterが2009年9月にもRetweet機能を標準化 – 開発者用APIを公開
TwitterのAPIアナウンス(英文)と公式ブログによりますと、遂にTwitter本家がRetweet機能の実装に動き始め、本日開発者用にAPIを暫定公開しました。
@返信、ハッシュタグなどに次いで、またユーザーの間で生まれた文化の一つが標準機能になろうとしています。
標準化でRetweetがデータ化される
今までは、Retweetかどうかを判断する方法は、つぶやきの中に「RT」や、「R/T」、「Retweet」、「Via」という言葉が入っているかどうかを見るしかなく、その手法を用いる第三者が提供しているアプリケーションやサービスには誤認識が頻繁に起こる問題がありました。特に日本ですとRTの文字を間違って全角で入力していても気づかない場合もありました。
今回のAPIとRetweetの機能標準化によって、
- 誰がオリジナルの発言者か。
- そのつぶやきがオリジナルなのか、それともRetweetなのか。
- 最初に誰がRetweetしたのか。
- いったい何人がRetweetしているのか。
- どのような経路でRetweetされているのか。
がデータとして確実にわかる様になるわけです。ただし、現在皆様が使ってるiPhoneアプリなどのサード・パーティー・プラットフォームの全てがそれに対応するのが前提です。そのため、Twitterは実装時期を、
アプリケーション開発者のみなさんがretweetの機能を組み込むためにかかる時間を考慮して、われわれのWebサイトへの実装は数週間後にする予定です。
としています。
標準化による効果と弊害
実は昨日、「口コミ(ReTweet)されやすいTweetをつぶやく13の方法」という記事を掲載した際に、@aririnnさんからこのようなコメントを頂きました。
こんなのが横行しだしたら、ついったやめよ。意図的な口コミなんてうざすぎ。 RT @tweeterjp “口コミ(ReTweet)されやすいTweetをつぶやく13の方法” http://bit.ly/bFq5G
まさにその通りで、Retweetが濫用され始めた今、それを快く思っていらっしゃらない方も多数出てくるはずです。ですが、ここで特筆すべき点は公式ブログに見られた一文です。
わたしが再投稿したつぶやきが目障りだと思ったときは、それを見えなくするよう設定を変更することもできます。
そうです。この標準化により、Retweetであるつぶやきが判別できるようになるため、Retweetを望まない人はRetweet自体を見えなくすることも可能です。
今回のデータによるRetweetの標準化によって、
- もし標準機能がRT表記の必要をなくせば、文字数が節約できる。(そのぶんつぶやきにさける)
- WebからのRetweetで、わざわざRT等を手動で追記しなくてすむようになる。
- Retweetが複数階層繰り返されても、オリジナルの発言者へのクレジットはなくならない。
- 同じRetweetがダブって自分のタイムラインに表示されない。
といったプラス効果の他、
- Webからの操作が簡単になりすぎて、むやみなRetweetが増え、表示をオフにしていない人のタイムラインに更に多くのRetweetが溢れる。
- 誰が一番にRetweetしたかがわかるので、スクープTweetのRetweet一番乗りを狙う人が溢れてくる。
といった弊害も予想されます。
ついーたー編集部では、この新機能によりRetweetが確実に判別できるようになるため、全体的にはプラス効果の方が大きいと考えています。
練られたインターフェイス
Retweetはすでに成熟したTwitterの利用方法ですので、開発チームもかなりインターフェイスを練って考えたようです。
アナウンスでは開発者に対し、
- 通常のつぶやきとRetweetを見た目でもわかりやすく判別できるようにすることが重要でした。現在の「RT」を使った方法ですと、Retweetされた際にはそのオリジナルの発言者をフォローしているかどうかにかかわらずタイムラインにRetweetが表示されていました。自分がフォローしていない人の発言が自分のタイムラインにRetweetされると混乱する場合もありました。そのため、開発者の皆様にそれらRetweetがRetweetであると見た目でも判別しやすいように実装をお願いします。
- Retweetには、Retweetした最初のフォロワーのユーザー名を表示して下さい。その他のユーザーが同じつぶやきをRetweetしても、タイムラインには一度しか表示しないで下さい。
とガイドラインを提示しています。
実は、Twitter開発チームもかなり頭を絞った様子で、公開されたTwitterのインターフェイスもなかなかのものです。最後にそのスクリーンショットを掲載しておきます。(クリックして拡大。)
リリースは9月の予定です。楽しみに待ちましょう。
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